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ぽるてひろば 小児はりについて: 2013年10月アーカイブ

小児はり(小児鍼)って?

『小児はり(小児鍼)』と聞いて、皆さんどんなイメージを持たれますか?5.jpg
『子どもに鍼を刺すの?』
『痛くないのかな?』
『どんな症状に効くの?』
など、色々な不安や疑問が浮かぶのではないでしょうか?
 
小児はり(小児鍼)といっても、大人と同じように鍼を刺すのではなく、『てい鍼(接触鍼)』という『刺さない鍼』を使って、経穴(ツボ)や経絡(ツボが並んでるライン)を優しくさするように刺激をしていきます!!

痛いどころか、優しく撫でられているような感覚で、皮膚を傷つけることなく小さな子どもさんにも安心して受けて頂けます!
 
このあたりでは、馴染みのない『小児はり』ですが、歴史は古く、江戸時代中期の書物に記載があり、現在でも関西地方では、疳(かん)の虫などを改善するのに盛んに行われている治療なんです(^O^)
 
疳の虫とはどのような症状かというと、夜泣き、夜驚症、キーキーと声をあげる、イライラ、怒りっぽい、落ち着きがないなどで、疳の虫のかんは、癇癪(かんしゃく)という意味からきていると言われています。
 
小児はりはこのような疳の虫の症状や、アレルギー疾患(喘息、花粉症)、おねしょ、便秘、食欲不振、せき、また発達障害の症状など、様々な症状の改善に効果がみられます。
 
 
赤ちゃんは、生まれた瞬間から、大きな環境の変化が待っています。
今までいたお母さんの温かいお腹の中から、急に外の世界へ出て、肺を使っての呼吸が始まり、臍の緒からもらっていた栄養を、今度は自分の力でおっぱいを吸って生きていかないといけない訳です。
 
 
私たち大人でも、環境の変化でストレスが溜まれば、肩が凝ったり、頭痛が起きたり、お腹の調子が悪くなったり、体調を崩しますよね?
 
まだ、小さな子どもさんの自律神経は未発達の状態です・・・そこへ大きな環境の変化!!
 これでは、心や身体に負担がかかっても仕方ないですよね(>_<)
 
7.JPG小さな子どもさんは、自分ではどこがどのように辛いのかなど説明ができません。
でも、私たちの想像以上に色んなストレスを感じているのです。
 
鍼には、自律神経を整え、自然治癒力を高める作用があります。(鍼・灸・マッサージは効くの?参照。)
また、優しくさする小児はりは、『オキシトシン』という物質の分泌も促します。
オキシトシンは不安な気持ちを軽減させる作用があると言われています。
 
 
小児はりの刺激は心身ともに、小さな子どもさんの元気につながります。
 
病院にいくほどではないけど、ちょっと気になる子どもさんの症状に小児はりを試してみてはいかがでしょうか。

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